最近では中小企業向けutmのサービスを行う会社も増えており、十分なセキュリティ対策を行うことができない中小企業にとっては、非常に便利なものとなっています。しかしutmを利用していることから様々な問題を生じる危険性があることも十分に意識した上で、利用することが大切です。utmは様々な動作をソフトウェアで実現するものとなっていることから、複雑なセキュリティ対策を行う場合には動作が不安定となってしまうリスクがあることを意識しなければなりません。サービスの場合にはこれを提供する会社の管理者が状況に応じて適切な対処を行うことが一般的ですが、それでもいろいろな事情により対応が遅れてしまうといった危険性があることを認識しておくことが大切です。

加えて、サービスを提供する側の品質に対する考え方の違いで、必要な対策が実現できないケースも少なくありません。自社であれば社内システムの状況を考慮しこれに最適な設定を行うことが可能ですが、サービスの場合には企業の運用管理面での事情により、これらの対応を行うことが断られてしまうケースもあるので注意が必要です。中小企業向けutmはサービス提供価格が比較的安いのが一般的であり、これは個別に対応する内容が非常に少ないケースが多いものです。その内容を十分に事前に確認し、また万が一トラブルが発生した場合の対処等を事前に契約により確認しておくことが必要不可欠です。

これを行うことで、安心してセキュリティ対策を実現することができます。